はり治療とは
我が国の医療には西洋医学と東洋医学があり、江戸時代末期より西洋医学が主流の医療制度が整えられてきました。しかし、生活環境や労働条件が複雑化していく昨今、目を見張る医学の進歩があっても解決できない病気は増加の一途をたどっています。
そんな中、患者様個々の体力や体質、生活環境が考慮されない施術法に反省が迫られ、東洋医学を見直そうとする流れが高まってきています。そして、もともとあった学問体系を単なる経験的なものにとどめず、立証できる科学的な見地から、効果のメカニズムについての解明・立証がなされつつあります。世界的にもWHO(世界保健機関)でもその効果が認められています。
治療適応
スポーツ鍼灸
運動時の身体的パフォーマンスの向上、運動後疲労の早期回復、スポーツ傷害(肉離れ・捻挫・打撲・脱臼・骨折)の早期回復、シンスプリント、オスグット病、アキレス腱炎、野球肩、野球肘、テニス肘など
筋・関節筋部の症状
ぎっくり腰・慢性腰痛・こむらがえり、変形性膝関節症、寝違え・慢性肩こりなど
神経痛
筋緊張性頭痛、坐骨神経痛、胸郭出口症候群、頚腕症候群、斜角筋症候群、肋間神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、尺骨神経麻痺、橈骨神経麻痺、正中神経麻痺など
顔・頚部・頭部・肩の症状
眼精疲労、眼瞼痙攣、ラムゼーハント症候群、ベル麻痺(顔面神経麻痺)、三叉神経痛、めまい、肩こり、五十肩、顎関節症など