四十肩・五十肩の正式な名称は「肩関節周囲炎」といいます。明確な原因が思いつかない肩の痛みから始まり、次第に『腕が上がらない』、夜間『痛くて眠れない』などの症状へ徐々に進行していきます。これらの症状を感じた場合は、なるべく早い段階で施術を開始することで早期回復につながります。 痛み止めのお薬で症状をごまかしながら肩を使用していると、いつまでたっても症状が改善してくれないこともあります。また、似ている症状に「腱板断裂」や「石灰沈着性肩炎」などがあり、それぞれに適した施術方法が異なるため鑑別が必要です。
施術の一部をご紹介しますが、他にも効果的な施術方法がございますので、カウンセリングで症状を伺いながら効果的なメニューをご提案させて頂きます
首から背中、肩関節にかけ患部の緊張緩和と血行促進を目的に施術をします。敏感になってしまった感覚や自律神経を落ち着かせ血行を改善し、痛みと違和感の症状改善を促進させます。
経験豊富なはり灸師・柔道整復師が施術を担当します。患部の回復状態を日々観察し、最適な方法を選び施術していきます。
拘縮を起こし動かなくなった関節運動を回復させること、そして疼痛の軽減を目的として行う他動的施術法です。
はりの特徴である筋緊張緩和作用と疼痛緩和作用を用いて症状を軽減させます。筋肉の過剰な緊張を整え痛みと違和感の軽減を促進させます。
超音波は痛んだ組織の回復に必要なコラーゲン生成促進作用・疼痛緩和・筋緊張緩和・血管拡張（血流促進）・代謝促進作用があります。特徴として、接地した皮膚面の直下1～5ｃｍに効果を発揮します。深部に不調の原因が存在しているケースに効果的が期待できる施術方法です。
日本人MVPメジャーリーガーも利用している高電圧パルス器『フィジオアクティブ』です。患部への『疼痛抑制』『血流循環増大効果』『浮腫の軽減』の作用で症状を改善させます。
発症される方の多くは肩甲骨の周りの筋肉が硬く動きが悪い状態が確認できます。肩関節の運動は上腕骨と肩甲骨で作られる肩甲上腕関節の関節運動と、肩甲骨の回転する動きが連動して行われています。その為、肩甲骨の動きが悪い場合には肩関節（肩甲上腕関節）に負担が多くなり、五十肩が発症し易くなってしまいます。
施術は肩甲骨の動きを改善させるためのアプローチを行っていくことが早期回復に繋がるため、痛みを和らげるための関節モビライゼーション、はり施術やハイボルト療法を組合せて痛みを軽減し、関節拘縮による運動制限を早期に取り除く施術を行っています。
